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2025.06.30ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いを徹底解説|仕組み・見た目・痛みの差まで詳しく解説

歯並びの悩みを解消するために、多くの方が矯正治療を検討されます。

現在、矯正治療には大きく分けて「ワイヤー矯正」と「マウスピース矯正」の2つの方法があります。

今回は、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の特徴や違いを詳細に解説し、それぞれの治療法のメリットと注意点を丁寧にお伝えいたします。

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の仕組みの違い

歯 矯正

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットと呼ばれる金属の装置を接着し、そこにワイヤーを通すことで歯を引っ張り、少しずつ正しい位置へと動かしていく仕組みです。

このワイヤーの弾性力や医師の調整により、細かくコントロールされた力が歯に加わり、効率的な歯列移動が可能となります。

一方、マウスピース矯正は、患者一人ひとりの歯並びに合わせて作られた透明なマウスピースを装着し、段階的に形を変えながら歯を動かしていく治療法です。

一つのマウスピースで歯が0.25mmほど動くよう設計されており、1~2週間ごとに新しいマウスピースに交換していくことで、全体の歯列が理想的な位置に近づいていきます。

マウスピース矯正とワイヤー矯正の見た目や装着感の違い

見た目の印象は、矯正治療を検討する際の大きな判断材料になります。

ワイヤー矯正は、金属製の装置が歯の表面に見えるため、見た目にやや目立ちやすい点が特徴です。

最近ではセラミック製や白いワイヤーを用いた目立ちにくいタイプもありますが、それでも口を開けた際に装置が確認できることが多いです。

それに対して、マウスピース矯正は透明な樹脂で作られており、装着していても他人に気づかれにくいという利点があります。

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の痛みの違い

矯正治療には一定の痛みが伴いますが、その種類や感じ方は治療方法によって異なります。

ワイヤー矯正の場合、調整後1~3日程度は歯が引っ張られるような痛みを感じることが多く、食事がしにくいと感じる方もいらっしゃいます。

また、ブラケットやワイヤーが唇や頬に当たり、口内炎ができやすいというデメリットもあります。

一方、マウスピース矯正はマウスピースの形が徐々に変化するため、歯にかかる力も穏やかであり、痛みが比較的軽度に抑えられる傾向があります。

ただし、新しいマウスピースに交換した直後は歯が締め付けられるような感覚が生じることもあります。

マウスピース矯正とワイヤー矯正の期間・料金はどっちが得?

歯医者

治療を検討する上で、期間と費用は非常に重要な要素です。

ここでは、マウスピース矯正とワイヤー矯正の治療にかかる期間や料金について、それぞれの特徴と傾向をわかりやすく解説します。

治療期間の違い|マウスピース矯正とワイヤー矯正はどちらが早い?

一般的に、ワイヤー矯正は歯の移動が速く、複雑な症例にも対応できるため、トータルの治療期間が短く済む場合が多いとされています。

軽度の不正咬合であれば1年半から2年程度、重度の症例でも3年以内で完了することが一般的です。

一方、マウスピース矯正はゆっくりと歯を動かす設計になっており、症例によっては治療期間が長くなる傾向があります。

平均的には1年半から2年半程度とされており、自己管理の徹底が必要であることも期間に影響します。

治療費・値段の違い|ワイヤー矯正とマウスピース矯正どっちが安い?

治療費に関しては、歯科医院の方針や地域によっても異なりますが、ワイヤー矯正の方がやや安価に済む傾向があります。

ワイヤー矯正は装置の材料費が比較的低く、標準的な費用帯としては70万円から100万円程度が目安です。

これに対して、マウスピース矯正はオーダーメイドの装置を複数回製作する必要があり、また精密なデジタル設計も伴うため、費用が高めに設定されています。

一般的には80万円から120万円ほどが目安となるケースが多いです。

保険適用と自費の違いによる費用差

日本では、矯正治療の多くが保険適用外であり、自由診療として行われています。

そのため、ワイヤー矯正・マウスピース矯正いずれの場合も、基本的には全額自己負担となります。

ただし、ごく一部の症例、たとえば先天的な疾患や顎変形症などで外科手術が必要な場合に限り、保険適用となることがあります。

保険適用が可能かどうかは、口腔外科や指定の医療機関での診断が必要になるため、治療を始める前に必ず確認しておくことをおすすめします。

マウスピース矯正後にワイヤーを使用することはある?

ワイヤー矯正

マウスピース矯正が完了したあとにも、状況によってはワイヤーを使うことがあります。

矯正が終わったからといって、歯並びが永久に安定するわけではありません。

とくに後戻りを防ぐためには、保定と呼ばれる段階での工夫が必要になります。

ここでは、マウスピース矯正後にワイヤーを使用する理由やタイミング、注意点について解説します。

マウスピース矯正後にリテーナーとしてワイヤーを使う理由

矯正治療の最終段階では、歯の位置を安定させるために「リテーナー」と呼ばれる保定装置を使います。

マウスピース矯正の場合、保定装置もマウスピース型であることが一般的です。

しかし、症例によっては固定式のワイヤータイプのリテーナーが選ばれることがあります。

とくに歯の移動が大きかった場合や、舌の癖で歯が押されやすい方には、より安定感のあるワイヤーが勧められます。

ワイヤーリテーナーは歯の裏側に固定されるため、見た目にはほとんど目立ちません。

装着の手間もなく、外すことがないため、ズレや後戻りのリスクを減らす効果が期待されます。

後戻り防止に必要なワイヤーの期間と種類

ワイヤー型のリテーナーは、基本的に2〜3年以上の長期間にわたり装着されることが多いです。

永久的に装着することを勧められるケースもあります。

リテーナーの種類には、金属製のワイヤーを歯の裏側に接着する「固定式リテーナー」と、透明な樹脂製マウスピースの「可撤式リテーナー」があります。

固定式は装着の手間がなく後戻り防止効果が高い一方で、歯磨きの難易度が上がるというデメリットもあります。

マウスピース矯正後のワイヤー矯正で気をつけたいこと

マウスピース矯正が終了した後にワイヤー矯正を行うケースは、比較的稀ですが存在します。

たとえば、マウスピースでは改善しきれなかった細かい歯のねじれや噛み合わせの微調整が必要になった場合です。

この場合、数か月〜半年程度の短期ワイヤー矯正を併用することがあります。

また、再び歯が動くことで、リテーナーの設計も変わる可能性があるため、全体の治療期間が延びることもあります。

マウスピース矯正とワイヤー矯正の選び方|あなたに合った矯正方法は?

歯

矯正治療を検討する際、マウスピース矯正とワイヤー矯正のどちらが適しているかは、個人の状況によって異なります。

歯並びの状態だけでなく、生活習慣や職業、治療にかけられる時間や費用など、さまざまな要素を総合的に考慮する必要があります。

ここでは、自分に合った矯正方法を選ぶための視点をご紹介いたします。

歯並びの状態から選ぶ|マウスピース矯正に向く人・ワイヤー矯正に向く人

マウスピース矯正は、軽度から中等度の歯列不正に適しています。

とくに、前歯の傾きやすきっ歯、軽い出っ歯などのケースでは、効果的かつ短期間で整えることが可能です。

一方で、噛み合わせの深い問題や歯のねじれが強い場合、歯の移動量が大きいケースでは、ワイヤー矯正が推奨されることが多くなります。

ライフスタイルや職業から選ぶ矯正方法

仕事柄、人前で話す機会が多い方や接客業の方は、目立ちにくいマウスピース矯正を好む傾向があります。

また、装置を自分で取り外せるため、重要な会議やイベントの際に柔軟に対応できる点も魅力です。

一方で、マウスピースは装着時間が十分でないと効果が出ないため、規則的に着脱ができない職種(厨房や建設現場など)では管理が難しいという声もあります。

こうした場合には、固定式のワイヤー矯正のほうが安心して治療を継続できることもあります。

矯正後の満足度を左右する医師の診断と対応力

どちらの矯正方法を選んだとしても、担当する歯科医師の診断力と治療計画の精度が結果を大きく左右します。

とくにマウスピース矯正では、精密なシミュレーションが治療全体の骨格を決定するため、経験豊富な医師を選ぶことが重要です。

また、治療中に問題が生じた際に柔軟に対応してくれる体制が整っているかも見逃せません。

治療前のカウンセリングの充実度や、継続的な経過観察の仕組みがあるかどうかも確認しておきましょう。

マウスピース矯正とワイヤー矯正の失敗例・後悔しやすいポイント

矯正治療は長期間にわたるため、選択ミスや認識のズレがあると、後悔や不満につながる可能性があります。

ここでは、実際に起こりやすい失敗や後悔につながるケースを解説いたします。

治療途中の変更で生じるトラブルとは

治療開始時にはマウスピースで進めていたが、効果が思わしくなくワイヤー矯正に切り替えたという事例は少なくありません。

このような変更は、計画の見直しや追加費用の発生につながることがあります。

また、治療中の記録やデータが共有されていない場合、矯正の進行状況が正確に反映されず、やり直しが必要になるリスクもあります。

マウスピース矯正で失敗しやすいケースとは

マウスピース矯正は、装着時間が足りないと予定通りに歯が動かず、計画全体が狂ってしまうことがあります。

また、アライナー(マウスピース)が適切にフィットしていないまま使い続けると、歯が想定外の方向に動いてしまう恐れもあります。

自己管理が難しいと感じる方や、頻繁に装着の管理ができないライフスタイルの方には、向いていない可能性があります。

ワイヤー矯正で後悔しやすい原因とは

ワイヤー矯正では、見た目の違和感や口内炎などの不快感がストレスになる方も少なくありません。

さらに、食事や歯磨きが難しくなることもあり、虫歯や歯周病のリスクが高まるケースも報告されています。

また、金属アレルギーを持つ方や、審美的に目立つことが気になる方にとっては、後悔の原因になり得ます。

矯正前に、デメリットも含めて十分な説明を受けておくことが大切です。

まとめ|マウスピース矯正とワイヤー矯正で迷ったら専門医に相談を

マウスピース矯正とワイヤー矯正には、それぞれに明確なメリットとデメリットが存在します。

見た目や快適さ、治療期間、費用、適応範囲など、どの要素を重視するかによって最適な選択は変わってきます。

「自分にはどちらの矯正方法が合っているのか」と迷ったときは、矯正専門の歯科医院でのカウンセリングを受けることが重要です。

海岸歯科室では、インビザラインをはじめとするマウスピース矯正から、ワイヤー矯正、そして両者の併用治療に至るまで、患者さま一人ひとりの症例に応じた最適な治療法を提案しています。



監修:理事長 森本 哲郎


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