Loading…

ブログBlog

ブログBlog

2025.07.09歯科矯正でインビザラインを選ぶ時に気を付けることとは?

インビザラインで歯並びを整えたいと思いつつ、「ワイヤー矯正より本当に効果があるのか」「治療期間や費用の差は?」と不安になっていませんか。

実際、インビザラインは装置が透明で目立ちにくく、マウスピースを取り外して食事や歯磨きができるなど、日常生活において多くのメリットがあります。 

ただし、マウスピースの装着時間が足りなかったり、歯の移動計画が適切でなければ、後戻りや再治療のリスクもあるのが実情です。

この記事では、インビザラインを使って歯科矯正を行う際に気になる、ワイヤー矯正との違いなどのポイントについて詳しくまとめました。

 

歯科矯正にインビザラインが選ばれる理由とは?

透明マウスピースがもたらす快適性

インビザラインは、矯正治療に対する意識や価値観が変化した現代において、患者の生活に寄り添った革新的な矯正方法として注目されています。その理由の一つが、透明マウスピースによる「快適性の高さ」です。従来のワイヤー矯正とは異なり、目立たず・取り外しができ・痛みが少ないという点が、多くの患者に選ばれる理由です。

まず、見た目の自然さが特筆されます。透明なマウスピースは装着していても周囲に気づかれにくく、日常会話や職場でのコミュニケーション、写真撮影の際もストレスを感じることがありません。特に接客業や芸能関係など、人前に出る機会の多い職種の方には大きなメリットとなります。インビザラインが「芸能人にも支持されている」と言われる理由も、こうした審美的要素が背景にあります。

 

このほか、インビザラインの快適さをわかりやすくまとめました。 

快適性の種類 内容の詳細
見た目の自然さ 透明な装置で周囲に気づかれにくく、職場・学校でも安心
衛生的な構造 取り外し可能で、歯磨き・食事が通常通り行える
痛みの少なさ 段階的な移動で違和感が少なく、ワイヤーに比べて口内炎の心配が少ない

 

インビザラインは装着時間が1日20時間以上必要とされており、着用時間が短いと効果が薄れる可能性があります。したがって、自己管理が必要ではありますが、スマートフォンアプリや通院時のチェックで適切にサポートを受けられます。

また、マウスピースの洗浄や管理に手間がかかるのではないかと心配される方もいます。しかし、専用の洗浄剤や簡単なブラッシングで衛生状態を保てるため、特別な器具や知識を必要としません。

このように、見た目・衛生・快適性の3点において、インビザラインは現代のライフスタイルに非常に適合している矯正治療法であるといえます。

 

従来のワイヤー矯正と何が違う?見た目・通院頻度・痛みを比較

インビザラインと従来のワイヤー矯正には、装置の仕組みだけでなく、患者の体験にも大きな違いがあります。
 

この2つについては、症例や通院する歯科医院によって異なりますが、以下のような傾向があります。

比較項目 ワイヤー矯正 インビザライン
見た目 金属が目立つ 透明で目立たない
通院頻度 毎月調整が必要 2~3ヶ月に1回の通院でOK
痛み 調整直後に強い痛みが出ることも 違和感や痛みが比較的少ない
治療期間の目安 1年半〜3年 1年〜2年半(症例により変動)

 

このように、インビザラインとワイヤー矯正には明確な違いがあり、どちらが優れているかは一概には言えません。それぞれのライフスタイル、審美性へのこだわり、通院可能な頻度、費用感などを総合的に比較し、自分に合った方法を選ぶことが成功への鍵となります。信頼できる歯科医師とのカウンセリングで、自身の症例に最適な選択肢を見極めていきましょう。

 

インビザラインはおすすめしない?後悔する人の特徴とその理由

インビザラインをやらなきゃよかったと言われる共通原因

インビザラインは世界中で利用されている歯列矯正法のひとつですが、「やらなきゃよかった」と後悔の声が上がるのも事実です。これはインビザラインという製品や矯正法自体の欠点ではなく、患者自身の理解不足や症例の適合性に問題がある場合に多く見られます。ここでは、インビザラインにおける後悔の要因を分類して具体的に解説します。

まず挙げられるのが「自己管理の難しさ」です。インビザライン矯正ではマウスピースを1日20時間以上装着する必要があり、食事や歯磨きのたびに取り外して再装着しなければなりません。この自己管理が難しく、計画通りに進行しないケースが多発しています。装着時間が不足すれば治療効果に大きな影響が出るため、治療期間の延長や追加費用が発生する可能性もあります。

次に「適応症例外であることに気づかなかった」という問題です。インビザラインは比較的軽度〜中等度の歯列不正に向いており、重度の出っ歯や受け口、骨格性の問題などには不向きな場合があります。特に、叢生(歯の重なり)が強いケースや抜歯が必要な症例では、十分な改善が難しいとされており、後にワイヤー矯正へ変更を余儀なくされることもあります。

また、「期待と現実のギャップ」も後悔の大きな要因です。広告や芸能人のインビザライン体験談を見て、「短期間で痛みも少なくキレイな歯並びになる」と期待し過ぎると、現実との乖離がストレスとなります。マウスピースによる歯の移動も痛みを伴うことがあり、常に快適というわけではありません。

 

以下に代表的な後悔の原因をまとめます。

後悔の原因 内容 リスク
装着時間不足 自己管理が甘くなると矯正効果が低下 治療期間延長、再作成
適応症例外 骨格の問題や重度の歯列不正 改善効果が乏しい
期待とのギャップ 広告との違いに落胆 不満や中断
通院頻度 定期チェックを怠るとトラブル増加 計画変更が必要になる可能性
マウスピースの破損・紛失 取り扱いが雑になると破損 作り直しと費用発生

 

さらに「装置の管理ミス」も意外と多く、マウスピースの紛失・破損は日常的に起こり得ます。特に外食時や旅行中に置き忘れてしまうケースがあり、再製作には追加費用と時間がかかります。 

また、マウスピースの取り扱いに慣れていない方は、洗浄不足によって細菌の繁殖や口臭の原因になることもあります。洗浄剤の使い方や管理法に関する知識が乏しいと、衛生面でも後悔につながります。

このようなトラブルは、事前にインビザラインの「できない症例」や「治療の流れ」「費用」などをしっかり理解しておくことで多くは回避可能です。歯科医院によっては、治療前にシミュレーションやCTによる検査、診断を行い、患者に合った適応かどうかを明確にしてくれます。矯正を検討する際は、この初期カウンセリングが丁寧な医院を選ぶことが重要です。

 

口コミに見る「後悔」とその対処法

インビザラインに関する「後悔」を検索すると、実にさまざまな口コミやブログがヒットします。そこにはリアルな体験談が多く掲載されており、その多くは「情報不足」や「期待値の誤差」が原因です。後悔の声を正しく読み解き、どうすれば対処できるかを具体的に解説します。

たとえば「インビザライン矯正を始めてから食事が面倒になった」という声があります。マウスピースを食事のたびに取り外す必要があり、加えて歯磨きもしなければならないため、特に外出先では煩雑に感じる方が多いようです。これは、矯正前に生活スタイルとの適合性を十分に検討していなかったことが原因です。

 

このほか、代表的な後悔の口コミとその対処法をまとめました。 

口コミ内容 背景原因 対処法
食事が面倒 装置の取り外しが多く不便 外出時の対応法を事前に確認、外食頻度の見直し
効果が実感できない 適応症例外だった可能性 精密検査での事前確認が必須
治療期間が長引いた 装着時間の不足、予約の遅延 スケジュール管理と自己管理の徹底
痛みがつらい 歯の移動による自然な現象 医師に相談し、緩やかな移動計画に調整
後戻りした リテーナー未使用 保定装置の使用を習慣化する工夫が必要

 

また、口コミに影響されすぎて必要な治療を見送るのも問題です。すべての「後悔」が自身に当てはまるとは限らず、症例や医院によって状況は大きく異なります。口コミやレビューを見る際は、評価の高低だけでなく、その背景や症例条件を読み取る力が必要です。

「やらなきゃよかった」となる前に、生活環境や自分の管理能力、治療内容への理解度を見直し、信頼できる歯科医院でしっかり相談することが最善の対策です。情報を味方につけ、自分に合った治療計画を立てることで、矯正は「後悔」ではなく「満足」へとつながります。

 

インビザラインができない人・症例の傾向とその理由

できない歯並びとは?叢生・開咬・出っ歯・過蓋咬合の判断基準

インビザラインは多くの歯列矯正に対応可能な治療法として注目を集めていますが、すべての症例に適応できるわけではありません。特に歯並びの状態によっては、マウスピース型矯正では十分な治療効果を得られないケースが存在します。ここでは、インビザラインが適応されにくい代表的な歯列のタイプと、その理由について専門的な観点から解説します。

 

まず、臨床現場で「適応外」と判断されやすい歯並びには以下のようなタイプが挙げられます。 

歯並びの名称 特徴 インビザライン非適応の理由
叢生 歯が重なり合って生えている 歯列アーチが狭く、マウスピースだけでは十分なスペース確保が困難
開咬 奥歯を噛んでも前歯が接触しない 噛み合わせの垂直的調整が難しく、歯根移動が制限される
出っ歯 上顎前歯が大きく前方へ突出している 前歯の引き込み量が多いと、マウスピースでは制御が難しい
過蓋咬合 上顎の前歯が下の歯を深く覆っている 深い咬み合わせはマウスピースの適切な装着を妨げる

 

これらの歯列は、インビザラインの装置特性上、歯を正確に動かすことが難しいため、治療計画通りに進みにくい傾向があります。特に重度の叢生では、歯のスペースを確保するための抜歯処置や歯列拡大が必要になることが多く、ワイヤー矯正を併用したほうが確実性が高まります。 

また、開咬や過蓋咬合といった垂直方向の噛み合わせ異常も、マウスピース矯正では対応に限界がある症例です。これらは歯の垂直的な動きや上下顎の位置関係の調整が求められるため、固定式の装置の方が望ましい場合もあります。

さらに、出っ歯の中でも前歯の突出が大きい症例や、下顎が極端に小さいケースなどは、インビザライン単独では骨格的な補正が難しく、外科的矯正や複合的な処置が必要になることもあります。

 

インビザラインでの矯正を検討する際には、以下のようなチェックポイントを意識することが大切です。

  • 歯の重なりが著しくないか
  • 噛み合わせが深すぎたり、開きすぎていないか
  • 前歯の突出具合が顕著でないか
  • 歯の移動距離がマウスピースで無理なく対応できる範囲か

 

これらの判断は、治療前の精密なシミュレーションや歯科医師による専門的な診査によって確認されます。最新の3Dシミュレーション技術を用いることで、マウスピースによる移動可能範囲を可視化できるため、治療の可否を事前に把握しやすくなっています。

また、症例によっては、インビザラインとワイヤー矯正を併用する「ハイブリッド治療」という選択肢も存在します。これにより、インビザライン単独では対応しにくい部分をワイヤーで補うことが可能となります。

 

インビザライン適応外となるケースと対処の選択肢

インビザラインは多くの矯正治療に対応できる装置ですが、すべての患者に適しているわけではありません。とくに、抜歯が必要な症例や、歯周病を併発しているケース、骨格的な不正咬合を伴う場合などは、インビザライン単独では十分な治療効果を得ることが難しいとされています。ここでは、インビザラインが適応外と判断される代表的なケースと、その対処法について詳しく解説します。

 

まず、以下のような条件に該当する場合、インビザライン単独での治療は難しいと考えられます。

症例の種類 内容 なぜ非適応か
抜歯が必要な症例 歯を並べるためのスペースが不足しており、抜歯が不可避な状態 マウスピースで大きな距離の歯の移動を正確に制御するのが難しい
重度の骨格性不正咬合 上顎前突・下顎後退・顎のズレなど、骨格的な問題がある 骨格自体の矯正はインビザラインでは対応できない
歯周病の併発 歯肉や歯槽骨が弱っており、歯が安定していない状態 歯の移動に伴うリスクが高く、歯の健康維持が優先される
顎関節症の既往歴 顎関節に痛みや音がある、開閉が困難な症状 噛み合わせの微調整が必要で、マウスピース矯正では難しい
小児・乳歯混合期 永久歯が生えそろっておらず、歯列の変化が激しい段階 成長による変化が予測しにくく、長期的な計画が立てづらい

 

とくに「抜歯が必要な症例」では、治療計画に高い精度が求められます。歯の移動距離が大きく、マウスピースではその力のコントロールに限界があるため、ワイヤー矯正を併用するか、インビザラインを避ける方針を取ることが一般的です。また、抜歯後のスペース閉鎖には引っ張る力が必要となり、インビザライン単独では治療の予測通りに進まないことが多いです。

歯周病を併発しているケースでは、まず歯周組織の治療が優先されます。インビザラインでの歯の移動は、歯根や歯槽骨に負担がかかるため、炎症が残っていると歯の動揺や歯根吸収を招くリスクが高まります。歯周病がある患者に対しては、矯正治療そのものを延期するか、歯周病治療と連携して進める必要があります。

さらに、骨格性の問題を抱える症例(たとえば上顎前突や下顎後退など)に関しては、インビザラインでは顎の位置を改善することはできません。骨格の成長期にある子どもであれば成長誘導を用いた装置、成人であれば外科矯正との併用が検討されるべきです。

 

このような症例に対しては、以下のような対処方法が現実的な選択肢となります。

  • ワイヤー矯正への切り替え
  • 外科的矯正手術との併用
  • 歯周病治療の完了後に矯正を再検討
  • 部分矯正やハイブリッド矯正によるリスク低減
  • 治療前のシミュレーションによる適応範囲の正確な把握

 

とくに近年は、ワイヤー矯正とインビザラインの併用治療(ハイブリッド矯正)も一般的になってきました。たとえば、前歯部の細かい調整をインビザラインで行い、奥歯の移動やスペース閉鎖はワイヤーで対応するといった組み合わせです。

また、事前に口腔内スキャンやCT画像、3Dシミュレーションを用いた治療計画を立てることで、自分が適応内か適応外かを明確に判断できます。これは信頼性の高い矯正歯科でしか行えない専門的プロセスであり、無料相談や精密検査を活用することで、無駄な時間や費用を避けることにもつながります。

 

インビザラインとワイヤー矯正はどっちがいい?

治療期間・装着感・見た目・通院頻度を一覧表で整理

矯正治療を検討する際、多くの人が悩むのが「インビザライン」と「ワイヤー矯正」のどちらを選ぶべきかという点です。これらは歯列矯正の代表的な方法ですが、治療期間、装着感、見た目、通院頻度、において大きな違いがあります。

 

インビザラインとワイヤー矯正の違いをまとめるといいかの通りです。

比較項目 インビザライン ワイヤー矯正
治療期間 平均1年〜2年半 平均1年半〜3年
装着感 違和感が少なく快適 金属による痛みや口内炎が発生しやすい
見た目 透明マウスピースで目立たない 金属が目立つため審美性に劣る
通院頻度 約1〜2ヶ月に1回 約3〜4週間に1回

 

上記から分かるように、インビザラインは見た目や快適性において優位性があります。透明マウスピースによる治療であるため、目立ちにくく、金属アレルギーの心配もありません。装着中も発音や会話に支障が出にくく、社会人や接客業の方には特に人気があります。一方、装着時間を自分で管理する必要があり、1日20時間以上の着用を守れないと治療が長引くリスクもあるため、自己管理力が重要となります。

一方でワイヤー矯正は、固定式のため計画通りの力をかけやすく、難症例(重度の叢生や顎のズレ)にも対応しやすい特徴があります。マウスピース矯正では対応しきれない出っ歯・開咬・過蓋咬合など、骨格レベルの調整が必要なケースにはワイヤー矯正が適していることも多いです。

また、通院頻度においても違いがあり、インビザラインは遠隔モニタリングが可能な医院も増えたことで、通院回数の削減が進んでいます。反対にワイヤー矯正では調整が毎回必要となるため、仕事や学校でスケジュール調整が難しい方にはデメリットと感じられることもあるでしょう。

ちなみに、費用面では、症例や地域、医院の設備によって大きく異なります。どちらも保険適用外の自由診療が主であるため、トータル費用は大きな差がない場合もあります。ただし、精密検査費や調整費、リテーナー費用などを含めた総額をしっかり確認しておくことが大切です。

結論として、審美性や快適性を重視したい方にはインビザラインが、重度の症例や確実な治療計画を望む方にはワイヤー矯正が適しています。自分の症状やライフスタイルに合わせて選択することが、後悔しない矯正治療への第一歩です。

 

どちらが早く終わる?成功率と再治療率で比較

矯正治療を検討するうえで、最も気になるのが「治療が終わるまでの期間」や「確実に治るのか」という点です。特に、インビザラインとワイヤー矯正では治療方針・治療管理の方法が異なるため、成功率や再治療のリスクにも違いが見られます。ここでは、論文や症例データを基に、両者の科学的な比較を行います。

まず、治療の早さについてですが、症例の内容や歯並びの程度によって異なるものの、軽度〜中度の叢生(歯のガタつき)に関しては、インビザラインのほうが短期間で終了する傾向にあります。3Dシミュレーションによって事前にゴールが可視化され、マウスピースの交換によって段階的に移動させるため、計画通りに進めやすいのが特徴です。

一方、重度の叢生や骨格的な異常を伴う出っ歯・開咬などの難症例においては、ワイヤー矯正のほうが早期に対応できる場合があり、装置による力の調整が細かく行える点で優れています。また、ワイヤー矯正は治療期間中の微調整が柔軟に行えるため、計画変更が必要なケースでも対応力が高いと評価されています。 

インビザライン矯正では、事前のデジタルシミュレーションに基づきマウスピースを作成するため、治療開始前に治療後の歯並びが確認できる安心感があります。しかし、患者自身がマウスピースを毎日20時間以上装着しなければならないという自己管理の要素が大きく、装着時間が短いと歯の移動が遅れる、あるいは計画どおりに進まないことがあります。そのため、治療完了後に再度マウスピースの再設計や追加アライナーが必要になる再治療率が高めに出る傾向があります。

また、治療期間に関しては、患者の協力度に依存しにくいワイヤー矯正の方が長期的な計画通り進行する割合が高い傾向にあります。ただし、近年ではインビザラインの精度が向上しており、軽度の前歯部叢生や部分矯正であれば6ヶ月以内に終了する例も少なくありません。

このように、治療の成功率と再治療のリスクは、症例の種類・治療精度・自己管理の徹底度によって変動します。インビザラインの進化は目覚ましく、以前は適応外とされていた症例でも対応可能なケースが増えていますが、今でも一定の限界はあります。特に、歯周病が進行している場合や骨格的異常がある場合には、ワイヤー矯正のほうが安全性・信頼性が高いといえるでしょう。

 

失敗しないインビザライン矯正の進め方!よくあるトラブルと回避策

マウスピース作り直しが発生する原因とは?

インビザライン矯正で頻繁に報告されるトラブルのひとつが、「マウスピースの作り直し」です。これは決して稀なケースではなく、多くの患者が経験している現象であり、原因を正しく理解し、事前に回避策を講じることが重要です。 

まず、最も多い原因が「歯の移動ズレ」です。インビザライン矯正は、事前にシミュレーションされた歯列移動に沿って順次マウスピースを交換していきます。しかし、装着が不十分であったり、計画に対して歯の動きが追いついていなかったりすると、実際の歯の位置がシミュレーションからズレてしまいます。すると次のマウスピースが適合せず、作り直しが必要になります。

 

このほか、作り直しの主な原因をまとめると以下の通りです。 

原因項目 詳細内容 回避策のポイント
歯の移動ズレ シミュレーションと実際の歯の位置が一致しない 定期通院とアライナーチューイ使用
装着不足 規定時間未満の装着で移動が遅延・ズレる 1日20時間以上を生活に組み込む
保管ミス 紛失・破損・汚損などで再作成が必要 ケース使用と食事時の保管ルール徹底
咬合変化の誤差 咬み合わせの変化によりズレが生じる 咬合チェックと随時再評価
患者要因 無断のアライナーの順番飛ばし・誤使用 指示通りの使用・医院への報告徹底

 

さらに、マウスピースの作り直しは費用にも関わります。初回契約に含まれていない場合は追加料金が発生するケースもあり、患者にとっては経済的な負担ともなりかねません。そのため、矯正歯科医院選びの段階で「マウスピース再作成が必要になった場合の対応」を必ず確認しておくことが重要です。

また、近年は歯科医院によっては、AIによるモニタリングツールを導入しており、毎日の進行状況をスマートフォンで管理できる体制が整っているところもあります。こうした最新の技術を活用することも、マウスピース作り直しを防ぐ大きな味方となるでしょう。

 

装着時間不足がもたらす後戻りリスクと防止法

インビザライン矯正において、装着時間の管理は治療成功の根幹を担う重要なポイントです。患者の多くが見落としがちですが、「推奨時間未満の装着」によって歯の移動が停滞・後退し、結果的に治療のやり直しや期間延長につながるケースが多く報告されています。 

まず結論として、インビザラインの理想的な装着時間は1日20~22時間とされています。これを下回ると、歯の移動が不完全となり、アライナーが適切にフィットしなくなる原因となります。実際、装着時間が1日18時間を下回ると、後戻りが生じる確率が著しく上がると報告されており、通院時に再スキャンが必要になる事態に発展することもあります。

 

以下は、装着時間不足によるリスクと影響の一覧です。 

装着時間 想定される影響 回避のための工夫例
22時間以上 最適な移動速度と計画通りの進行 食事と歯磨き以外は常に装着
18〜21時間 ゆるやかな後戻りや歯の移動誤差 アラーム設定や生活ルーティンの明確化
15〜17時間 マウスピースの浮きや適合不良 睡眠時間を含めて装着徹底
15時間未満 シミュレーションに沿わない進行、再スキャン要 医師と再評価、治療計画の見直し

 

特に見落とされがちなのが、「外食時」や「会食イベント」などの特殊なスケジュールにより装着時間が大幅に短くなるケースです。こうしたシーンでは、装着の再開が遅れるだけでなく、マウスピースの保管忘れや清潔管理の乱れも加わり、後戻りのリスクがより高まります。

こうした事態を避けるためには、装着時間を「生活の中にルール化」することが肝要です。以下のような生活習慣への落とし込みが有効です。

  • 朝食後、歯磨き後すぐに装着する習慣を固定
  • 昼食や夕食後は、スマホのアラームで再装着をリマインド
  • 外食時は専用のケースを持ち歩き、15分以内の保管を徹底
  • 帰宅後すぐに装着し、入浴中も外さないように心がける
  • 睡眠中の装着を必ず守る(7〜8時間)

 

インビザライン矯正は、ワイヤー矯正と異なり「患者の自己管理」に強く依存する治療法です。そのため、通院だけに頼るのではなく、日常のルールづくりと習慣化が極めて重要となります。とくに忙しいビジネスパーソンや学生の場合、装着を忘れがちなシーンが多いため、初回カウンセリング時に「装着管理への覚悟と工夫」ができるかを確認することが、治療の成功を左右する要素と言えるでしょう。

 

まとめ

インビザライン矯正は、目立たない装置や通院の少なさ、生活へのなじみやすさといったメリットから、特に働く世代や学生を中心に高い人気を集めています。一方で、装着時間の不足やマウスピースの取り扱いミスなどによって、治療計画通りに進まなかったという声も少なくありません。

ワイヤー矯正とインビザライン矯正では、治療期間や通院頻度、費用の構造が大きく異なります。たとえば、平均的な通院回数はワイヤー矯正が月1回であるのに対し、インビザラインでは6〜8週間に1回程度と少なめです。また、症例によってはインビザラインよりワイヤーの方が早く治療を終えられるケースもあります。治療成功率や再治療率についても、患者の協力度や口腔状態によって結果に差が出るため、事前のシミュレーションや医師との綿密な相談が欠かせません。

「費用が不安」「途中でトラブルがあったらどうしよう」と悩む方も多いですが、こうした疑問を事前に整理し、自分に合った治療法を見極めることが、納得のいく矯正結果へとつながります。特にインビザラインは、治療開始前に歯の動きや期間を3Dで可視化できるなど、計画性に優れた治療法です。適応範囲や症状の複雑さによっては、専門医の判断でハイブリッド矯正が勧められる場合もあります。 

どちらの治療法にも利点と注意点があるからこそ、自分の生活スタイルや価値観に合う矯正方法を選ぶことが大切です。信頼できる歯科医師との対話を重ねながら、納得できる選択をしてください。

 

よくある質問

Q. インビザライン矯正でよくある失敗にはどのようなものがありますか?
A. 最も多い失敗例は「装着時間が短く、治療計画通りに歯が動かない」というケースです。推奨される装着時間は1日20時間以上ですが、これを下回ると歯の移動が不十分となり、最終的にマウスピースの作り直しや治療の延長、後戻りのリスクが高まります。特に装置の取り外しが容易な分、自己管理が重要です。正しい装着習慣と保管の徹底が、スムーズな治療成功につながります。

 

Q. どのような歯並びだとインビザラインができない可能性がありますか?
A. 叢生や重度の出っ歯、過蓋咬合、開咬などの複雑な歯列不正は、インビザライン単独では治療が難しい場合があります。抜歯が必要な症例や、歯周病を併発している患者では、事前に口腔状態を整える必要があります。医院によってはインビザラインとワイヤー矯正を併用するハイブリッド治療を提案することもありますので、症例に合った方法を専門の歯科医師とよく相談しましょう。

 

Q. ワイヤー矯正とインビザライン矯正はどちらが早く治療を終えられますか?
A. 一般的に、軽度から中程度の歯列矯正であればインビザラインの方が早く終了する傾向があります。インビザラインでは治療前に3Dシミュレーションを行い、治療完了までの流れが可視化されるため、患者自身も進行状況を把握しやすいのが特徴です。ただし、歯の移動速度には個人差があるため、症例によってはワイヤー矯正の方が有利な場合もあります。成功率や再治療の可能性も含めて比較検討することが重要です。

 

医院概要

医院名・・・海岸歯科室 CHIBA STATION

所在地・・・〒260-0031 千葉県千葉市中央区新千葉1-1-1 ペリエ千葉6F

電話番号・・・0120-087-318


〒260-0031 千葉市中央区新千葉1-1-1
ペリエ千葉6F
0120-087-318

043-202-0555

診療時間
09:00~19:00
休憩時間 13:00~14:30
休憩時間 13:00~14:30
休憩時間 13:00~14:30