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2025.07.04インビザラインでのアライナーが浮く原因と対処法!自宅での対応と歯科相談の見極め方

 

アライナーが浮いたり、装着感に違和感を覚えたりして、不安になったことはありませんか。マウスピース矯正で人気の高いインビザラインは、目立ちにくさや通院回数の少なさが魅力ですが、治療の途中でアライナーがフィットしなくなるケースは少なくありません。歯並びの変化や日常の癖によって、わずかなズレが生じることで計画通りに移動しない場合もあるのです。

 

矯正歯科クリニックでは、アンフィットの発生は決して珍しくない現象として認識されています。矯正専門医によると、患者の約【3割】が何らかのアライナー不適合を経験しており、その多くが適切な対応で回復できています。それにも関わらず、相談が遅れたことで治療の遅延や追加装置の作製につながることもあるため、早期の対処が重要です。

 

この記事では、装着が不安定になる原因や自宅でできる確認方法、そして受診すべき判断基準について、信頼できる歯科医監修のもとで徹底的に解説します。最後まで読むことで、あなた自身が安心して治療を続けられる具体的な方法が分かります。インビザラインを始めたばかりの方も、今まさにアライナーに悩んでいる方も、ぜひ参考にしてみてください。

 

インビザライン アライナーとは何か

目立ちにくいマウスピースの仕組み

インビザライン アライナーは、透明なプラスチック製のマウスピースを用いて歯列を整える矯正方法です。従来のワイヤー矯正と異なり、金属の装置を使用しないため、外から見ても矯正治療中であることがほとんどわかりません。マウスピースは患者ごとにオーダーメイドで作製され、1日20時間以上装着することで徐々に歯を理想の位置に動かしていきます。

 

このアライナーは、非常に薄く設計されていながらも弾力性があり、歯に必要な力を加えることができます。装着時には軽い圧迫感を感じるものの、金属装置特有の痛みや不快感は少ないとされています。また、取り外しができるため、食事や歯磨きの際には装置を外すことができ、日常生活への影響を最小限に抑えることが可能です。

 

さらに、最新の治療計画ソフトウェアにより、患者ごとの歯の動きを3Dでシミュレーションし、治療の全体像を事前に確認することができます。このシミュレーションは「クリンチェック」と呼ばれ、歯の移動過程が視覚的に把握できる点でも支持されています。各アライナーは0.25ミリ程度ずつ歯を動かすように設計されており、装置を一定期間ごとに交換することで、段階的に歯列を整えていきます。

 

また、マウスピースを固定するために「アタッチメント」と呼ばれる小さな突起を歯の表面に設置することがあります。このアタッチメントにより、アライナーが歯にしっかりフィットし、歯のコントロールを高めることができます。ただし、これらは見た目にほとんど目立たず、周囲に気づかれることは少ないです。

 

衛生面においても、アライナーは取り外して洗浄することができ、清潔な状態を保つことが可能です。専用の洗浄剤を用いることで、においや着色を抑えることができ、長期間使用しても快適な装着感を維持できます。こうした特徴から、見た目や衛生を気にする人にとって、非常に有用な矯正手段となっています。

 

使用に適した人の特徴

インビザライン アライナーは、すべての症例に適しているわけではなく、特定の条件を満たした人に対して効果的に機能する治療法です。まず、軽度から中等度の歯列不正に悩む人に最も向いています。叢生やすきっ歯、出っ歯などの症状に対応できる反面、重度の不正咬合や骨格的な問題を伴うケースでは他の治療法を検討する必要があります。

 

この治療法において最も重要な条件は「自己管理ができるかどうか」です。アライナーは取り外しが可能であることが利点ですが、逆に言えば装着時間を守らなければ治療が計画通りに進みません。1日20時間以上の装着が求められるため、意思の強い人や日々のルーティンを大切にできる人に向いています。

 

仕事や日常生活で人と接する機会が多く、外見に配慮する必要がある人にも適しています。営業職や接客業、教育関係など人前に出る仕事をしている人にとっては、矯正治療中であることを目立たせずに治療が可能という点で大きなメリットがあります。また、大学生や社会人など、規則的な生活習慣がある人は、アライナーの交換や管理をしやすい傾向にあります。

 

さらに、衛生管理を重視する人にもインビザラインは適しています。食事のたびにアライナーを外して歯磨きをすることで、虫歯や歯周病のリスクを低下させることができます。これらの行動を習慣として続けられる人は、治療の成果をより確実に得ることができるでしょう。

 

以下に、使用に適した人の特徴を整理したテーブルを示します。

 

条件 特徴 理由
自己管理ができる 装着時間を守れる 治療計画通りに歯が動くため
見た目に配慮したい 目立ちにくい装置を希望 金属装置を避けたい人に適している
規則的な生活をしている 通院スケジュールや交換周期を守れる 治療の進行が安定しやすい
衛生管理を重視する 毎食後の歯磨きや洗浄が苦でない 虫歯リスクを低減できる
軽度〜中等度の歯列不正 抜歯の必要がない アライナーのみで対応可能

 

このように、インビザライン治療は患者自身の生活習慣や意識によって結果が大きく左右されます。カウンセリングの段階で、自身のライフスタイルやモチベーションをしっかりと見つめ直すことが、成功の鍵となります。

 

歯科医院で使われる種類の違い

インビザライン アライナーには複数の種類があり、それぞれの特性や用途に応じて歯科医師が使い分けを行っています。基本的なアライナーの種類としては、治療開始時から使用する標準タイプのアライナーと、治療途中で必要に応じて作成される追加アライナー、そして治療後の安定を図る保定用アライナーの3つが挙げられます。

 

標準タイプのアライナーは、初回のスキャンデータと治療計画に基づいて一括作製されます。患者の歯の動きに合わせて段階的に交換することで、理想的な歯並びへと導きます。一方、治療中に予想外の歯の動きやアンフィットが生じた場合には、修正用の追加アライナーが必要になることがあります。この追加作製には再スキャンが必要となり、治療期間が延長されることもあります。

 

素材にも違いがあり、多くの場合はスマートトラックと呼ばれる特殊素材が使用されます。この素材は弾性と強度のバランスが良く、歯の移動に必要な力を長期間にわたって一定に保つことができます。また、薄く透明度が高いため、装着しても目立ちにくく、見た目にも配慮された設計です。

 

リテーナーと呼ばれる保定用のアライナーは、治療終了後に使用されます。これは、せっかく整えた歯列が元に戻ってしまうのを防ぐために必要です。使用期間は個人差がありますが、夜間のみの装着で対応できることもあります。保定期間を適切に守らないと、治療成果が失われることがあるため注意が必要です。

 

これらのアライナーの種類ごとに、使い方や目的が明確に異なります。歯科医院では、患者の歯列や治療の進行状況を見ながら、最も適した種類を選択していきます。特に追加アライナーの必要性は、初期段階では予測できないことも多く、柔軟な対応が求められます。

 

患者としては、どの種類のアライナーを使用しているのかを把握し、それぞれの目的や使い方を理解しておくことが大切です。歯科医師との連携を密に取りながら、治療の進行に合わせて対応していく姿勢が成功への近道となります。

 

交換タイミングと日数の目安

使用期間と入れ替えのスケジュール

アライナー矯正における治療の進行は、使用期間とアライナーの交換スケジュールによって大きく左右されます。インビザラインなどのマウスピース型矯正装置では、あらかじめ作成された治療計画に従って、複数のアライナーが段階的に使用されるのが一般的です。それぞれのアライナーは歯の移動に応じて設計されており、通常は一定期間装着した後、次の番号に交換していきます。治療開始時点で全体のアライナー枚数や交換周期を把握することが重要です。

 

アライナーの使用期間は、装着時間と歯の動きの進行具合に密接に関係しています。計画通りに進行するためには、毎日20時間以上の装着を継続する必要があります。これが守られない場合、歯の動きが不十分になり、次のアライナーが合わなくなる「アンフィット」状態になるリスクが高まります。そうした場合、歯科医院で再評価が行われ、必要に応じて追加のアライナーを作製する流れとなります。

 

歯の動きには個人差があるため、交換スケジュールは一律ではありませんが、一般的な目安としては7日から14日程度での交換が多い傾向です。特に治療初期には歯がまだ動きにくいため、やや長めに設定されることが多く、治療後半になるにつれて交換の間隔が短くなる場合もあります。適切なタイミングでの交換は、治療の完成度を高め、予定より早く完了させることにもつながります。

 

アライナーの交換は、単なる日にちの計算だけでなく、患者の生活習慣や装着状況を踏まえて歯科医院と相談しながら進めることが理想です。以下に、よくある交換スケジュールと装着管理の目安をまとめた表を示します。

 

アライナー番号帯 交換の目安 特徴と注意点
1〜5番 10〜14日間 治療開始段階で歯の動きが緩やか
6〜20番 7〜10日間 歯の移動が活発、装着時間を厳守
21番以降 7日間 最終調整段階、微調整が重要

 

このように、各段階での役割や交換間隔を正確に理解することが、アライナー矯正の成功を導く鍵となります。歯科医師の指示に従いながら、適切な管理を習慣化することが治療の質を高める大きな要素となります。

 

日々の管理で気をつけたい点

アライナー矯正は、患者自身が日常生活の中でしっかりと管理していくことが求められる治療法です。特に交換日や装着時間を正確に把握していないと、歯の動きに影響を及ぼし、治療の進行が滞る原因となります。誤った管理はアンフィットやズレの原因になり、結果として追加のアライナーが必要になることもあります。

 

まず大切なのは、交換日を確実に記録することです。スマートフォンのカレンダー機能やアラームを利用し、次の交換日を可視化することで、交換忘れを防げます。また、交換時にはアライナーの番号を必ず確認し、誤って前後の装置を使用することのないよう注意が必要です。これを怠ると、歯が予定と異なる方向へ動き、アタッチメントの位置ズレや歯列全体の不調和を引き起こしかねません。

 

さらに、アライナーの装着時間を守るためには、食事や飲み物の時間管理も重要です。食事のたびにアライナーを外す必要がありますが、その後すぐに再装着することが肝心です。長時間の外しっぱなしは歯の動きを妨げるだけでなく、装置の変形や歯の位置後戻りを招く原因になります。

 

衛生面でも注意すべき点は多くあります。アライナーは毎日洗浄し、口腔内の衛生を保つことが求められます。特に就寝前や外出先から戻った際には、専用の洗浄剤を使って細菌の繁殖を防ぐことが大切です。また、アライナーが割れたり破損した場合は、すぐに歯科医院へ連絡を入れ、次の対応を確認する必要があります。自力で修理や補強を行うのは厳禁です。

 

アライナーの保管にも注意を払いましょう。装着していない間は、必ず専用ケースに入れて保管し、外気に晒さないようにすることで変形や破損を防げます。特に気温や湿度の変化に弱い素材のため、車内や浴室などの過酷な環境では保管を避けるべきです。

 

これらの基本的な日々の管理が徹底されていると、治療計画のズレや不具合を未然に防ぐことができ、よりスムーズなアライナー矯正を実現できます。患者自身が治療の主導者となるこのスタイルでは、細やかな配慮と自己管理が何よりも重要になります。

 

枚数による治療の進み方

平均的な総数と進行の流れ

インビザラインによるマウスピース矯正では、使用するアライナーの総数が治療全体の期間や進行に大きく関わります。歯の移動は段階的に計画され、それぞれのステージで一つずつアライナーを交換しながら少しずつ動かしていきます。アライナーの交換頻度は通常、一週間から十日程度で設定されることが多く、計画された通りに順調に進めば、装着枚数によって全体のスケジュールが明確になります。

 

アライナーの枚数は患者の歯並びの状態によって大きく異なり、軽度の歯列矯正であれば少ない枚数で済みますが、歯の回転や傾き、ねじれなどが強い症例では、より多くの段階が必要になります。治療開始前には、口腔内スキャンデータをもとにしたデジタルシミュレーションにより、必要な枚数が可視化され、クリニックで治療方針の説明が行われます。これにより、患者自身が進行の見通しを理解しやすくなります。

 

以下に治療の進行にかかわるアライナーの平均枚数や治療期間の目安を示します。

 

治療レベル アライナー枚数の目安 治療期間の目安
軽度の矯正 10〜20枚 2〜5ヶ月
中程度の矯正 21〜40枚 6〜10ヶ月
複雑な矯正 41枚以上 11ヶ月以上

 

マウスピースの枚数は単なる数字ではなく、それぞれの段階が口腔内の変化と密接に結びついています。特に治療開始から中盤にかけては、動きの大きな部分に対応するアライナーが続きます。そのため、途中で予定より多くの枚数が必要になることもあり、追加アライナーとして新たに作製されるケースもあります。

 

クリニックでは、経過観察を通じてアライナーの適合状態や歯の動き具合を逐一チェックし、必要があれば枚数の調整を提案します。これにより、無理のない矯正計画が維持されると同時に、患者の負担を最小限に抑えることが可能になります。

 

上下の歯で異なる場合の進め方

アライナー治療は上の歯と下の歯を同時に動かしていくことが基本となりますが、歯並びや骨格の違いにより、片側の歯列のみ矯正の必要があるケースや、上下で動かす方向や量が異なる症例も少なくありません。そのような場合、上下別々にアライナーの枚数や装着期間が設計されることがあります。

 

例えば、上の前歯にすき間がある一方で、下の歯列には大きなズレや重なりがない場合、上顎のみに矯正の力を加える設計となることがあります。反対に、下の歯が強く傾いていたり、歯の大きさに対するスペースが不足していたりする場合には、下顎側に多くのアライナーが必要となることもあります。

 

上下でアライナーの進行が異なる場合でも、全体としての治療バランスを考慮しながら、調和の取れた噛み合わせが形成されるよう調整されます。治療が進む過程で歯の動きにズレが生じた場合、片側の進みが早すぎたり遅れたりするのを防ぐために、アタッチメントの付け直しや補助的な装置が導入されることもあります。

 

このように、上下の歯列の進行を分けて考えることは、患者一人ひとりの口腔内の特徴を踏まえた柔軟な対応につながります。特に、片顎だけの治療を希望する患者に対しては、全体の噛み合わせに悪影響が出ないよう慎重に設計を行う必要があります。

 

また、上下のアライナーの使用枚数が異なることで、交換のタイミングがずれることもあり得ますが、クリニックではそれを見越したスケジュールを提供しているため、安心して治療を進めることができます。計画時のデジタルシミュレーションでは、歯の移動量と期間が明確に表示されるため、上下別設計でも混乱が生じにくくなっています。

 

途中で変更される可能性について

インビザラインの治療中において、当初予定されていたアライナーの枚数や治療期間が途中で見直されることは少なくありません。歯の動き方や装着状況、患者のライフスタイルの影響により、治療計画に微調整が必要になる場合があるためです。

 

たとえば、アライナーが適切に装着されていなかった、あるいは装着時間が足りなかった場合には、歯の動きが計画よりも遅れることがあります。こうした状況では、治療を一時的に中断するのではなく、追加のアライナーを作製して再設計することで軌道修正が行われます。追加アライナーの依頼は、再スキャンによって現在の歯並びを再評価したうえで行われ、クリニックから数週間以内に提供されるのが一般的です。

 

また、治療の過程で患者の希望が変化した場合や、理想の歯列のイメージが具体的になった際にも、計画の見直しが行われることがあります。矯正治療は固定的なものではなく、柔軟性を持たせることで、最終的な仕上がりの精度を高めることができます。

 

このような変更が発生した際に重要なのは、クリニックとの綿密な連携と、患者の治療意欲を維持するためのフォロー体制です。多くのクリニックでは、定期的な診察のたびにシミュレーション結果と実際の歯の状態を比較し、必要に応じて早期に問題点を発見する体制が整えられています。

 

結果として、治療計画が途中で変更されること自体は決して失敗ではなく、より理想的な仕上がりを実現するための工程であると捉えることができます。患者自身がこうした柔軟性のあるプロセスを理解しておくことで、不安を感じることなく矯正を続けることが可能になります。

 

追加の装置について

どんなときに必要になるか

インビザライン治療において、追加のアライナーが必要になる場面は珍しくありません。これは主に、治療計画通りに歯が動かない場合や、患者の希望で歯列の仕上がりを微調整したいときなどに発生します。治療の進行中に発生する「アンフィット」や「ズレ」は、装置の設計と歯の移動に誤差が生じた証拠とされ、こうした場合に再度シミュレーションを行い、追加アライナーを発注することが一般的です。

 

例えば、治療の後半で前歯の一本だけが浮いている、あるいはアタッチメントがうまく機能していないといった症状が確認された際、矯正歯科では再評価を行います。診察時に3Dスキャンを再度実施し、歯科医師が新たな治療計画を立てることで、追加のアライナー作製が決定されます。この判断は、患者自身の装着時間の管理や、自己判断での装着変更による誤差も影響しており、正しい使用方法の重要性が改めて問われる場面でもあります。

 

また、装着中に隙間ができた場合や、歯の移動が計画よりも早かった、または遅れた場合にも、矯正治療の完成度を高めるために追加が必要になります。これらは治療を成功に導くための補正措置として重要な役割を担っています。さらに、患者の中には、当初の治療目的を超えて審美的な仕上がりを求める方もおり、こうした希望に応えるかたちで再設計される場合もあります。

 

追加アライナーの必要性は、必ずしも患者のミスによるものだけではありません。歯の動きには個人差があるため、どれほど精密な治療計画であっても想定通りに進行しないことがあります。とくに上下の歯の動きが非対称に進んだ場合や、奥歯の移動量が大きくて予定よりも時間がかかった場合などは、再評価によって追加アライナーが必要となることがあります。

 

このように、追加装置の必要性は、予測できない変化や個人差に対応し、より高い治療精度を実現するための柔軟な手段として位置づけられています。

 

申し込みから届くまでの流れ

追加アライナーを申し込んでから実際に手元に届くまでには、いくつかの工程があります。まず最初に行われるのが、再評価のための口腔内スキャンです。この工程は、治療の進捗確認のタイミングやアライナーの装着具合に異変を感じたときに行われます。歯科医師が専用のスキャナーを使用して現在の歯並びを正確に記録し、その情報を元に新たな治療計画を立てていきます。

 

再スキャンされたデータは、専用のシミュレーションソフトに取り込まれ、追加アライナーが必要かどうかの判断に用いられます。必要と判断された場合は、再設計された治療計画が製造元に送信され、アライナーの製作が開始されます。アライナーの製作には一定の作業時間が必要で、さらにその後の発送工程を含めると、申し込みから手元に届くまでにはある程度の日数がかかります。

 

以下に、一般的な流れをまとめたテーブルを示します。

 

工程 内容 所要日数の目安
再スキャンの実施 歯並びの再評価とスキャン 当日〜数日内
新たな治療計画の立案 シミュレーション作成と医師の承認 3〜5日程度
製造依頼と作製 装置の製造工程(工場での加工) 約1週間
発送と納品 製造元から歯科医院への配送 1週間前後
合計(概算) スキャンから納品までの全体日数 約2〜3週間

 

このスケジュールはあくまで目安であり、地域によっては輸送日数が前後する可能性があります。特に大型連休や年末年始などには、物流の都合で納期が遅れることも考慮しておく必要があります。

 

また、アライナーが到着した際には、再度装着指導を受けることが一般的です。歯科医師は新たに計画されたアライナーの番号や順番、装着時間についての説明を行い、患者が自己管理できるようにサポートします。この段階で、正しい装着方法や保管方法を再確認し、これまでの使用における改善点があれば共有されます

 

浮いてしまったときの対処法

装着が不安定になる原因

アライナー矯正中にマウスピースが浮いてしまう現象は、患者にとって不安を伴う問題の一つです。装着が安定しない原因は多岐にわたりますが、正しく理解することで不安の軽減につながります。もっとも一般的な原因の一つが、歯の移動が予定どおりに進行していないことです。矯正治療はあらかじめ計画されたシミュレーションに基づいて装置を順番に装着していきますが、歯の動き方には個人差があるため、実際の進行とずれが生じることがあります。このズレが大きくなると、マウスピースと歯の間に隙間ができ、浮いているような感覚を引き起こします。

 

また、正しい装着方法が徹底されていないことも原因となりえます。アライナーは歯に密着させるために一定の圧力をかける必要があり、指でしっかり押し込む工程を省略すると、全体がフィットせずに一部が浮いた状態で固定されてしまうことがあります。とくにアタッチメントと呼ばれる突起が歯に設置されている場合、その部分にきちんとアライナーがはまらないと、治療効果にも悪影響を及ぼします。

 

さらに、アライナーの劣化や破損も無視できません。歯ぎしりの癖がある方や、清掃時に強い力を加えすぎる方は、知らぬ間にアライナーを変形させてしまい、それがフィット不良の原因になることがあります。一度でも変形したアライナーは、見た目で判断がつきにくくても正しい矯正力を発揮できないため、注意が必要です。

 

アライナーの浮きには、計画通りに歯が動いていないこと、装着方法の誤り、アライナー自体の不具合など、いくつかの原因が複雑に絡んでいます。原因を理解し、早めに適切な対処をとることで、治療の停滞を防ぎ、安心して矯正を継続できます。

 

家庭でできる初期対応

アライナーが浮いていると感じた場合、自宅でできる対処法を理解しておくことで、不要な不安を減らし、状況を安定させることが可能です。まず、装着の際に毎回アライナーチューイーと呼ばれる専用のシリコン製の道具を使い、噛み込むことで密着度を高める工夫が有効です。上下の歯全体に均等に圧を加えることで、浮きを改善できることがあります。

 

次に確認すべきは、装着時間の徹底です。アライナーは一日の大半、目安として20時間以上装着して初めて効果を発揮します。装着時間が不足すると、歯が予定通りに移動せず、アライナーが浮く要因になります。食事や歯磨き以外の時間では極力装着し続ける意識を持つことが必要です。

 

また、装着中に痛みがある場合や明らかにズレがあると感じた場合は、次のステップに進まず、その時点のアライナーを装着し続けることが重要です。早めに次の段階に進めると、フィット不良が悪化し、歯の移動に誤差が生じるおそれがあります。自分の判断で進行を早めることは避けるべきです。

 

以下に、家庭でのセルフチェックと対応をまとめました。

 

確認項目 推奨される対応方法
アライナーが浮いて見える チューイーを使用してしっかり噛み込む
アライナーの端が浮いている 指で押し込んでみて密着するかを確認する
痛みや違和感が強い アライナーの段階を戻して装着し直す
装着時間が短い 一日20時間以上の着用を心がける
アライナーが変形・破損している 無理に使用せず、早めに矯正歯科へ相談する

 

まとめ

インビザラインのアライナーが浮いてしまう現象は、決して特別なことではありません。歯並びの微細な変化や装着時間のズレ、生活習慣による噛み癖などが重なることで、計画通りのフィット感が保てなくなることがあります。矯正歯科の現場でも、アライナーが浮くという相談は頻繁にあり、アライナー矯正を選んだ患者の【約三割】が何らかの不適合を経験しているという報告もあります。

 

不安定な装着感に気づいたら、まずは自宅で口腔内の清潔を保ち、アライナーに異物が挟まっていないかを確認することが大切です。また、アタッチメントの欠落や装置の変形といった異常がないかも併せて観察しましょう。これらを試しても改善しない場合や、痛みを伴う場合は、早めに歯科クリニックへ相談することで、治療の計画全体が大きくズレるのを防ぐことができます。

 

アライナー矯正は、高い審美性と通院の少なさで注目されていますが、治療の成功には、適切な自己管理と定期的な確認が欠かせません。もし対処が遅れると、再作製や治療期間の延長につながる恐れもあるため、違和感を感じた時点で行動することが損失回避につながります。正しい知識と行動で、安心してインビザライン治療を進めていくことができるはずです。

 

よくある質問

Q. 使用するアライナーの枚数が少ないと効果が弱いのですか?
A. アライナーの枚数は治療の内容や歯並びの状態により大きく異なります。装置の数が少ないからといって効果が低いということはありません。軽度の歯列矯正では比較的少ない枚数で治療が完了することもあり、逆に歯の移動が大きい場合は追加の装置が必要になることもあります。途中で治療計画が再評価されることもあるため、歯科医院での定期的なチェックが大切です。

 

Q. アライナーの装着が不安定になるのはなぜですか?
A. アライナーが浮いてしまったりフィットしないと感じる原因には、装着時間の不足や歯の動きに対するズレなどが考えられます。また、アタッチメントの摩耗や外れ、噛み込み不足も影響することがあります。補助器具を正しく使うことで改善できる場合がありますが、アンフィットが続くようであれば早めに歯科医院に相談することをおすすめします。

 

医院概要

医院名・・・海岸歯科室 CHIBA STATION

所在地・・・〒260-0031 千葉県千葉市中央区新千葉1-1-1 ペリエ千葉6F

電話番号・・・0120-087-318


〒260-0031 千葉市中央区新千葉1-1-1
ペリエ千葉6F
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043-202-0555

診療時間
09:00~19:00
休憩時間 13:00~14:30
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